『r>g』それは、フランスの経済学者トマ・ピケティ氏が著書「21世紀の資本」の中で示した不等式です。
「r」は資本収益率、「g」は経済成長率を表します。
つまり、資本主義社会では、資本家と労働者の間の格差は拡大し続けるということを表します。
そこで大事になってくるのが、「労働者がいかにして資本家側に回るか」ということになります。
高配当株投資は資本家側に回る一つの手段だと思います。
それでは、現在の状況を見ていきましょう。
高配当株投資の状況
米国株
米国株は以下のETFに投資しています。
- SPYD(SPDRポートフォリオS&P500高配当株式ETF)
- HDV(iシェアーズ コア 米国高配当株ETF)
- VYM(バンガード 米国高配当株式ETF)
SBI証券で定期買い付け設定を行っています。
日本株
日本株は、以下の銘柄に投資しています。
名称 |
(株)ヒノキヤグループ |
JAC Recruitment |
CDS(株) |
(株)日本ケアサプライ |
JT |
旭化成(株) |
(株)自重堂 |
(株)プロシップ |
(株)マネーフォワード |
日本エス・エイチ・エル(株) |
BASE(株) |
武田薬品工業(株) |
(株)ブリヂストン |
(株)アサンテ |
バルミューダ(株) |
(株)TAKARA & COMPANY |
(株)バルカー |
伊藤忠商事(株) |
三井物産(株) |
三菱商事(株) |
兼松エレクトロニクス(株) |
(株)三菱UFJフィナンシャル・グループ |
(株)三井住友フィナンシャルグループ |
オリックス(株) |
三菱HCキャピタル(株) |
第一生命ホールディングス(株) |
東京海上ホールディングス(株) |
(株)センチュリー21・ジャパン |
日本電信電話(株) |
KDDI(株) |
沖縄セルラー電話(株) |
蔵王産業(株) |
(株)ノエビアホールディングス |
SBIネオモバイル証券で買い付けを行っています。
日本の高配当株は、基本的に暴落時に買い増しするスタイルをとっています。
配当金の推移
以下が現在の配当金推移になります。
年度 | 通貨 | 配当金 | レート | 円換算 | 配当金合計 | 取得価格合計 | 配当利回り |
2020 | 米ドル | 116.53 | 106.7746 | 12442 | 13346 | ||
日本円 | 904 | 904 | |||||
2021 | 米ドル | 741.4 | 107.6783 | 79832 | 85639 | 3961747 | 2.16% |
日本円 | 5807 | 5807 |
2020年の配当金の合計が13346円
2021年の配当金の合計が85639円
2021年の配当利回りが2.16%
となっております。
1年で配当金が大きく増えました。
まだまだ少ないですが、コツコツ続けていきます。
基本給の推移
以下の表は私が以前勤めていた会社の基本給の推移です。
年度 | 基本給 | 昇給額 | 昇給率 |
2011 | 154,500 | 0 | 0.00% |
2012 | 156,800 | 2,300 | 1.49% |
2013 | 159,100 | 2,300 | 1.47% |
2014 | 161,400 | 2,300 | 1.45% |
2015 | 163,700 | 2,300 | 1.43% |
2016 | 166,000 | 2,300 | 1.41% |
2017 | 168,300 | 2,300 | 1.39% |
2018 | 169,950 | 1,650 | 0.98% |
2019 | 171,600 | 1,650 | 0.97% |
2020 | 173,250 | 1,650 | 0.96% |
合計 | 173,250 | 18,750 | 1.15% |
10年間の昇給率の平均は「1.15%」です。
驚くことに、昇給率は年々下がっています。
そのうえ、なぜか8年目から、大幅に昇給率が下がっています。
経済は、成長しているどころか、逆に衰退しているということになります。
今の日本社会に漂っている閉塞感。
その原因の1つを垣間見た気がします。
まとめ
テレビのニュースに腹を立てて、政治家に文句を言っているだけでは、格差が拡大するだけで、何も変わりません。
大切なことは、自分の影響範囲を理解し、自分のできることに集中することです。
労働で得た収入でごみを買うのではなく、資産を買っていく。
これが自由への1歩になるのではないでしょうか。
これからもコツコツ資産を買っていきます。
ではまたっ!!
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