【入社前に確認したい】ブラック企業の特徴(3選)

転職記録
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私は、以前ブラック企業に10年間勤めていました。

その中で、ブラック企業には共通する特徴があるのではないかと考えました。

そして、その特徴を3つ発見しましたので、ご紹介させていただきます。

入社してしまってからブラック企業だと分かってしまっては遅いので、

できれば、入社前にブラック企業か確認し、避けていきたいところです。

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その時の基準にもなると思いますので、参考にしていただければ幸いです。

それでは、早速行きましょう!!

裁量労働制を採用している

1つ目は、「裁量労働制を採用している」です。

裁量労働制は、別名「定額働かせ放題」とも呼ばれています。

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つまり、ブラック企業は、社員への残業代の支払いを抑えるために裁量労働制を採用していることが多いです。

裁量労働制を採用した上で、一人では到底処理しきれない業務を任せ、社員に残業させます。

もはや、そこに担当者の裁量が発生する余地はありません。

これは、以前私が勤めていた裁量労働制を採用している会社の勤務実績です。

日付 開始 終了 残業
1日       0.0
2日   8:30 22:00 4.0
3日   8:30 22:00 4.0
4日 休日出勤 8:30 21:00 10.5
5日   8:30 22:00 4.0
6日   8:30 21:30 3.5
7日       0.0
8日   8:30 19:00 1.5
9日   8:30 21:30 3.5
10日   8:30 21:30 3.5
11日 休日出勤 8:30 18:30 8.5
12日   8:30 21:30 3.5
13日   8:30 21:00 3.0
14日       0.0
15日   8:30 18:00 0.5
16日   8:30 20:30 2.5
17日 休日出勤 8:30 26:00 15.0
18日 休日出勤 8:30 25:00 14.0
19日   8:30 25:30 7.0
20日   8:30 23:00 5.0
21日   8:30 18:00 0.5
22日   8:30 20:00 2.5
23日   8:30 19:00 1.5
24日   7:30 24:30 6.0
25日 休日出勤 8:30 24:00 13.0
26日   8:30 26:30 7.5
27日   7:00 22:00 4.0
28日   8:30 22:00 4.0
29日   8:30 22:00 4.0
30日   8:30 23:00 5.0
          合計 141.5

以下は、それに対する給与明細です。

さて、どうなっているのでしょうか・・・。

勤怠 有給日数 0.0 支給 基本給 171,600
特別休暇 0 調整給 6,320
残業時間 0:00 家族手当 8,000
深夜残業 0:00 住宅手当 21,000
休日残業 0:00 自己啓発手当 4,000
休日深夜 0:00 裁量労働手当 40,000
裁量残業 53:30 通勤手当 3,000
裁量深夜 7:30 裁量残業手当 92,597
深夜割増 9:30 裁量深夜手当 15,384
欠勤日数 0 深夜割増手当 3,045
遅早日数 0 超勤割増手当 801
勤怠時間 0:00 総支給額 365,742
代休回数 0 総支給額 74,259
超勤割増 2:30 銀行振込額 291,483

裁量労働制を採用しているため、休日出勤以外は、22時以降しか残業として認められません。

そのため、実際は約140時間残業していますが、明細では半分以下になっています。

その上、手取りの振込額は約29万円となっています。

まさに、定額働かせ放題と言えるのではないでしょうか。

このように、裁量労働制を採用している場合、鬼のように残業させられても、それに対する残業代は、ほとんど支払われません。

裁量労働制を採用している会社は避けることをおすすめします。


挨拶しても反応がない

2つ目は、「挨拶しても反応がない」です。

ブラック企業の社員は、常に疲弊しているため、自分以外の他人へ配慮したりする心の余裕がありません。

そのため、挨拶しても、返事が返ってこないことがあります。

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以前の職場では以下のようなことがよくありました。

  • 挨拶しても反応がない(反応が薄い)
  • お客様や、業者の方が来られているのに、挨拶やお声がけをしない
  • 社員が暗い、覇気がない

面接などで企業を訪れた際は、面接担当者以外の一般社員の方の対応や、挨拶したときの反応などをよく観察することをおすすめします。

挨拶しても返事がなかったり、社員がものすごく暗い顔で廊下を歩いているなど、異変に気づいた場合は注意してください。


掃除していない

3つ目は、「掃除していない」です。

ブラック企業の社員は、日々の過重労働により疲弊しているため、掃除にまで気が回りません。

そのため、職場にはホコリが溜まり、整理整頓ができていない状態となります。

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例えば、以下のような状況です。

  • デスクやパソコンにホコリが溜まっている。
  • デスク周りが散らかっている。
  • 使っていないパソコンや周辺機器が放置されている。
  • シュレッダーの紙くずがフロアに落ちている。
  • フロアに配線や電源ケーブルがむき出しになっている。

ゴミやホコリと一緒に仕事も溜まっていき、整理できない状態になります。

また、整理整頓できていない職場の場合、資料や契約書などの捜し物に時間がかかります。

無駄な作業に時間が取られ、長時間労働の原因になります。

職場見学などで企業を訪問する際は、デスクは整理整頓されているか、パソコンにホコリは溜まっていないかをしっかり確認するようにしてください。


まとめ

ブラック企業には特徴があります。

そして、入社前にその特徴が分かれば、ブラック企業を避けることができます。

今回ご紹介させていただいた特徴は、入社前に確認できる特徴です。

また、下記の書籍も参考になると思います。

転職活動中の方や就職活動中の方はぜひ参考にしていただければと思います。

皆様の転職活動が成功することを心よりお祈り申し上げます。

ではまたっ!!

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